無能な自分が辛いと思っているあなたは優秀な話

人間関係

自分ってなんでこんなに無能なんだろう…
無能な自分が嫌になる…

仕事や勉強など、身近に優秀な人やデキる人がいると自分の力のなさにがっかりしてしまう人もいるんじゃないでしょうか?

今回はそんな無能な自分が辛いと思っているあなたに向けて、お伝えしたいことがあります。

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無能だとわかっている時点で優秀

はっきり言いますとあなたは優秀です。

なぜかというと、自分は無能だと認識できている時点で自分のことがわかっているからです。

無知の知ってご存知ですか?

すごく平たくいうと「知らないということを知る」という意味で、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが唱えた概念です。
※ソクラテス自身がこの概念は無知の知だと言ったわけではないのですが、この概念を唱えたのは確かだそうです。

つまり「いかに自分は物事を何もわかっていないかを知りましょう」ということ。
そうでないと、謙虚な姿勢は生まれないからです。

例えば、この人(あなた)は何も知らないと思われたくないから、知ったかぶりをしてしまうことってあるじゃないですか?

そういったことをしていると、自身の成長はないよということを言っているんです。
無知の知の内容はともかく、これは無能であることにも当てはまるんじゃないかなと僕は思っています。

無能だということを自覚していれば、周りの人に謙虚になれるんです。
自分は無能だから、デキる人の仕事のやり方をマネたり、教えてもらおうという意識になります。

自分は無能だからもっと頑張ってみようと思うこともできます。

逆に無能だけど自分が無能だとわかっていない人は、大体何かしらのトラブルを起こしたりしますが、本人にはその自覚がありません。

とうげつ
とうげつ

しかもそういう人に限って態度が傲慢だったり、マウントをとったりしますね…

なので無能な自分辛い…と思っているあなたは優秀なんです。

無能な理由はほかにあるかもしれない

無能が自覚できている人は優秀だとお伝えしましたか、実は無能な原因はあなたではなく他にある可能性の方が高いんです。

例えば環境

四六時中誰かが怒鳴り散らしている職場だったり、完全実力主義の会社なら自分は無能だと思ってしまっても仕方がありません。

人は環境で大きく感情が変わる生き物です。

もしあなたが、周りから無能呼ばわりされてしまっている場合はその職場にあっていない可能性があるので転職するのがオススメです。

そこにいてしんどいなら、環境を変えるほかありません。

無能なのはその会社だけでの可能性だってありますよ。

全てにおいて無能はありえない

当たり前な話ですが、全てにおいて無能なんてことはありえません。

例えばある作業では無能でも、別の作業ではそうなくこなせることだってあるわけです。
無能な自分は何をやってもダメだ…みたいに拡大解釈をしてしまう人がたまにいるんですが、さすがに「無能=何をやってもダメ」は成り立ちません。

安心してください。
何度でもいいますが、無能が自覚できている時点で無能だとわかっていない人よりも優秀なんです。

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