人に好かれたいなら話の聞き手に回るのが一番良い話

人間関係

人との関係性をよくする方法は色んなネットや本に書かれていますが、今回ご紹介するのは中でも一番効果のある方法です

どうしたら人から好かれるようになるのか…

どうしたら会話がうまくできるか知りたい…

そんな方に向けてお話ししていこうと思います。

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人はある意味自分のことしか考えていない

最初に言ってしまうと、人に好かれたいなら話の聞き手に回るのが一番なんです。なんでかっていうと、極端な話、人は自分のことしか考えていないからです

仕事中だろうと、遊んでいようと、あなたと会話をしていようと、基本考えているのは自分のことです

特に会社なんかその最たる例です。自分が責任を取りたくないから、例え自分のミスであっても他の人にも一因があるとか言って他責に逃げるじゃないですか

自分の責任ですなんていえる人はごくわずかです。全く責任がないのに責任を押し付けられてしまうっていう厄介なパターンもありますが…

自分は回りからどう見られているのかな…

なんて考えるのはナンセンスで、他の人も同じことを考えています

なので、ある意味あなたにはそこまで関心がないし周りの目を気にする必要もないんです

聞き手に回るのが一番

そんな中で、会話の聞き手に回るという方法は、とても人間関係を良くする上で役にたちます

なぜなら、相手の話を聞くことによって相手の自尊心を満たして開げることができるからです

ビジネス書の名著「人を動かす」には、聞き手に回ることがどれほど良いことかについて、こんなことが書かれていました

人に嫌われたり、陰で笑われたり、軽蔑されたりしたかったら、次の条項を守るに限るー

一、相手の話を、決して長くは聞かない

一、終始自分のことだけをしゃべる

一、相手が話している間に、何か意見があれば、すぐに相手の話をさえぎる。

一、相手はこちらよりも頭の回転が鈍い。そんな人間のくだらないおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。話の途中で遠慮なく口をはさむ。

つまり、人に好かれるならこれと逆のことをやればいいんです。そうすれば、人から好かれることは間違いありません。

以前、勤務先のカフェでこんなことがありました。

割引チケットの有効期限に気づかず期限が切れてしまった。どうしてくれるんだという方がいました。

これだけ聞くと自己中心的な人に思えますが、とりあえず話を聞いてみたんです

すると、そのチケットの文字はかなり小さく、その方は老眼で全く気づかず無期限で使えるものだと思っていたとのこと

その後、その方は自分の老眼での苦労を急に話されました。僕は何も言えなかったので、ただうなづいて大変ですよね…なんてリアクションを取ることくらいしかできませんでした。

すると、そのお客様は自分の言いたいことを全て言えてスッキリしたのか、正規の値段でドリンクとフードを2点買って帰られたということがありました。

とうげつ
とうげつ

人は自分の話を聞いてもらいたい生き物なんだなと思う大きなきっかけになった出来事です

人に好かれたいなら意見や誤りを指摘するのはNG

どれだけ人が間違えていようと、よほどのことがない限り意見を言ったり誤りを指摘するのはNGです

先ほどの出来事の中で、僕がその方の話をあまり聞かずに

期限が切れているのでお使い頂くことはできませんなんて言っていたら火に油だったと思います。

人は自分の知識や判断は間違いないと思っていたい生き物なんです。それに間違いを指摘したところで何も解決にはならないということにお気づきですか?

その人に知識で勝つことはできますが、それ以外は何も得られるものがないんです

なので、例えば相手が誤っていても、それを指摘せずに話を聞いてあげることができれば、人から好かれることもできますし、スムーズに問題が解決できることだってあります

とうげつ
とうげつ

残念ながら、正しさだけでは人は動かないということです

なので、まずは自分の話をしたいという衝動をグッとこらえて相手の話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

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