自分は正しいと思ったことを言っているのに、なぜ誰も動いてくれないんだろう…
そう思って思い悩む方もいらっしゃると思います
僕もついこの前までそう思っていました。しかし、最近気づいたことなのですが、どうやら正しいこと、正論を言ったところで何も変わらないみたいなんです
なので今回は、正論を言ったところで何も変わらないというテーマを書いていこうと思います
正論は誰も得をしない
はじめに言ってしまいますが、正論を言ったところで何も変わりません
なぜなら、誰しも自分の考えが正しいと思っていたいからです。人は理屈じゃ動きません
勧善懲悪のドラマとかでは、主人公が悪役に感動的なセリフ(正論)を振りかざして追い詰めますが、現実はそううまくいきません
ドラマみたいなことをやったとしても左遷かクビです
特に会社は良からぬことで成り立っているようなものなので、正論はまず歓迎されません
会社に限らず、生活の中でも正論を言う機会はあります。例えば、宿題やりなさい!とお母さんが子供に言う場面ありますよね?
宿題が出ているのであれば「宿題をしないといけない」はこれ以上ない正論ですよね
しかし、こんなことを言われて宿題に取りかかる子供っていますか?少なくとも言い返したり、宿題をやらないイメージの方が大きいと思います
仮にやろうとしていても、やる気無くしたって言うパターンもありえますしね
これがまさにそうで、人は正しいことでは動かないんです。正論は誰も得をしないんです
良好な関係を目指すなら正論を言ってはいけない
人間は感情で動きます。遅刻するなとか、宿題やりなさいとかいう正論を言ったところで何も変わりません
むしろお互いの関係は悪くなります。何度も言いますが、誰も得をしないんです
例えば、これはなんの写真でしょう?
ほとんどの方はこの写真を見て「電車」と答えます
しかし、僕は鉄道好きということもあってこの写真を見たら「気動車」と答えます
※気動車=エンジンを積んだ鉄道のことで、電線から電気を取らなくても走れるのが特徴
もっと詳しい方だとキハ40系(この車両の名前)と答える人もいるかもしれません。ですがそれは今回置いておきます
確かにこれは気動車です。しかしここで僕が、
電車?違います。これは気動車と言ってエンジンを(以下略)
なんて言ったらどうでしょうか?
イラッとするだろうし、知らんがなとしか思わないはずです
まさにそれで、正しいことを言ったとしても、言われた側は「知らんがな」としか思いません。正論を受け止めることはまずないんです
人、特に会社や学校などの組織の中で良好な人間関係を築いていくには、時として正論を飲み込まないといけないこともあります
気動車なんて言わずに、これは電車だよねーって言ってあげた方がいいんです
正しいことだけでは何も進みません。あなたが折れるべき時は折れないといけないんです
我慢できなくなったら環境を変えるのもあり
もし、あなたが自分が正しいと思っていることを曲げたくないのであれば、環境を変えてみるのも1つの手だと思います
例えば職を変えてみるとかですね
もちろん転職した先でも正論は通らないかもしれませんが、逆に今よりもあなたの考えを聞いてもらえる可能性があります
MIIDAS(ミイダス)というサイトでは、質問に答えるだけで自分の市場価値を点数で知ることができますのでぜひ一度試してみてくださいませ
また、以下の記事では相手と良好な関係を目指すなら話の聞き手に回る方がいいということも書いていますのでぜひこちらもご覧くださいませ!
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