ブログでも何回か書いていますが、僕の本業はカフェの店員です。
全国に店舗がありまして、一定の周期で社員の人事異動が発生します。
僕の職場にも先日、新しい副店長が異動してきました。
今回はこれをきっかけに思ったことを書こうと思います。
とてもやる気のある人
その方はそれまでいた副店長とは違い、ハキハキ話すし、声も通るし、バイタリティをとても感じる方です。
ザ・飲食店の社員って感じですね。
一方でそれまでいた副店長は、おとなしめで、声もそこまで大きくないし、めったなことでは怒りませんでした。
しかし僕も含め、店長や大学生のスタッフからとても好かれていました。
言い方を変えれば、信頼がありました。
なぜなら一人一人の話を興味を持って聞くし、個人的なこともちゃんと覚えていたからです。
だからこそ、お店のオペレーションに関する指摘をしてもお店の人たちはちゃんと聞いていたし、今月の目標を達成するために皆で協力していました。
新しく来た副店長の話に戻しますね。
とてもやる気のある方で、異動してきて一週間、早くもお店の仕組みの見直しや欠陥のある部分の改善に動いています。
それ自体はとても良いことだと思っていて、外部からの視点が入ることでお店の環境が良くなれば問題ありません。
しかしこの方、言い方がちょっとキツいんです。
例えば、ここは危ないからチェックした方が良いよーみたいな柔らかい言い方ではなく、ここちゃんと見ないと事故が起こって大変なことになるよ!みたいな緊迫感のある言い方ですね。

声が通るということもあって、それが傘増しされてます笑
なので早くも一部の人から、早くも不信感を感じています。
信頼を得るのが先
正しいことを言っても人は動きません。
「何を言うかより、誰が言ったか」という言葉はまさに言い得て妙。
お店の改善をするのは大切です。
ただその前に、既存のスタッフとの信頼を作りにいく方が重要です。
信頼があれば、多少言い方がキツくても、指摘すれば話を聞いてくれます。
部活で憧れの先輩からバットの素振りの指摘を受けたら、言い方がキツくても聞きますよね?
しかし副店長は信頼を得るよりも先に、お店の改善に動いてしまった。
早くも不信感のある人が出てきたことは事実です。
まだ数週間なので、どうなるかはわかりませんが、
このパターンのやり方は良い方向に行かないじゃないかと思っています。
色んな仕事を見てきた上での直感です。
僕もちょっと最近やりにくいです…笑
人に意見を聞いてもらうための方法
じゃあ信頼を得るためにはどうすればいいかってことになりますが、これは本を読んで実践するのが手っ取り早いです。
本の宣伝になっちゃいますが、人を動かすって本を読めばオッケー。
ここに人とのコミュニケーションの本質が全て書かれています。
あとは、その人の身の上話をいかに引き出すかですね。
家族構成、趣味、好きなこと、嫌いなもの、休みは何してるのかなどなど…
小さい職場ほど効果バツグンです。
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