人は簡単には変わりません。
多分あなたにも、散々注意したのにそれを全く聞いてもらえず悶々とした経験はあると思います。
それもそのはずで、人はある経験をしなければ根本から変わろうとしません。
そこで今回は人が変わるきっかけについて書いていこうと思います。
人が変わるのは不幸を味わったとき
結論は「不幸を味わったとき」
もっと平たくいえば、めちゃくちゃイヤな思いをした時です。
なぜなら人は、自分がとんでもない損をした時にしか変わろうとしないからです。
片付けを子供に注意しても、実際におもちゃをなくす経験をしないと片付ける意識は出てこないのと同じです。

悟空が超サイヤ人に目覚めたのも、フリーザにクリリンが殺されたのがキッカケでしたね。
失恋しサークルで笑い者にされた経験
僕は大学1年生の時、サークルの女性に恋をしていました。名前をMさんとします。
Mさんはとてもモテる人で、僕以外にも4人惚れている人がいました。
サークルに入った当初は、Mさんと仲が良かったので勇気を出して何度かご飯に誘ってみました。
しかしMさんは僕のことを男性としては見ておらず、ことごとく断られてしまいましたね…
結果気まずい関係になってしまったんです。

そこで終わる分には良かったのですが、問題はその後に起こったんです。
大学1年生の冬合宿、ちょうどサークル全員で夕飯を食べていた時でした。
その場のよくわからない流れで、Mさんと惚れていた4人が握手するっていう謎のイベントが発生したんです。
おそらく告白してフラれた奴や、関係がギクシャクしてる奴と仲直りじゃないですが、関係を戻そうぜっていうのがあってあんなことが起きたんだと思います。
ちなみにサークルは人が多く、合宿当時は150人近い人数がいる大所帯です。
なので誰がMさんに惚れていたかなんて情報は、すぐに出回りみんな知っています。
続々と4人が前に出て、みんなの前でMさんと仲直りの握手をしていました。
それを見ていて僕は、
「ふざけんな。これじゃ好きになったことを笑われてるみたいじゃねえか」
「お前ら(4人)はなんで恥ずかしくないんだ」
「見せ物にされてるんだぞ!」
「そもそもなんで仲直りしないといけないんだ」
と心の中で叫んでいました。
当然僕もサークル内ではMさんが好きだったことは知られています。
嫌で仕方ありませんでしたが、僕にも流れがくるはずでした。
しかし僕だけMさんからNGが出されてしまったんです。
理由は不明ですが、そんなことよりNGが出されたことにより、サークルの連中から笑い者にされてしまったことがショックでした。
正直いうと、屈辱でした…
なんで好きになった女の子にアプローチしただけなのに、俺はなぜサークルでこんな笑い者にされてるんだ…
夕飯の後は1人で部屋に戻り、一晩布団の中で思いっきり凹んでいました。
それをきっかけに僕は、モテるために服装や話し方を自分なりに勉強しました。
ちょっと長くなってしまいましたが、まとめると僕はとんでもなく嫌なことを味わったことでモテたいという強い意識が芽生えたんです。
その後も何度か失恋を経験しましたが、大学時代はしっかり恋愛できました。
人は思いっきり凹むか、怒るか、涙を流すくらいの出来事がないと変わらないんです。
不幸は行動しないと得られない
人が変わるには不幸がないと変われないと先ほど言いました。
しかし言い方を変えれば、その不幸を自分から迎えに行かないと変われないということです。

不幸を迎えに行くというのは要するに行動することです。
不幸を失敗に置き換えてもらえるとわかりやすいかなと思います。
つまりは行動して失敗をすることでしか、人は変われないということです。
僕はMさんにアプローチするという行動をし、相手にされず(失敗)サークルで笑い者にされるという不幸を味わいました。
それが僕のモテたいという意識を動かしたんです。
あなたも何か変化をしたいなら、行動してとんでもない不幸を味わってください。
その瞬間は辛いでしょうが、きっと何年もすればあの時あの経験をしておいて良かったなと思う時がきっときます。
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